コロナ禍の中での桜の花見。16日に取材した名古屋市の鶴舞公園の場合、「飲酒を伴う宴会」「食べ歩き」「大人5人以上が集まっての飲食」「大声」などが禁止されています。
OKとなっているのが「お花見散策」「飲食スペース(イス席)の利用」「芝生広場、ベンチの利用」「レジャーシート、敷物などの利用」などです。
レジャーシートや敷物などの利用は、2m×2m以下の大きさ、30分を目安にという条件があり、大人数にならないように、短い時間で場所を譲り合っての利用を呼びかけています。
そのほか愛知県の桜の名所では、岩倉市の五条川は3月下旬から4月上旬にかけて開かれる「桜まつり」が、去年に続いて中止となりました。それに伴ってライトアップも中止。屋台や臨時駐車場も、去年に引き続きありません。
名古屋市の山崎川は、例年通り出店はありませんが、ライトアップも去年に続き中止が決まっています。

また岡崎公園で去年中止となった「桜まつり」は、今年は規模を縮小して開催。ライトアップは午後10時までだったのを9時までに、屋台は例年およそ250店出ていたのを半数に減らし、原則午後8時までとします。
アルコール類の販売は中止です。またゴミ箱の設置も20ヵ所から2ヵ所に減らし、飲食を極力控えるよう対策が取られています。

なお、これら3か所いずれも周辺での飲食を伴う宴会は自粛を呼びかけています。