高齢者のワクチンが、いよいよ今週から供給されます。

 今週は名古屋市に2箱が届きます。1瓶で5回接種できる注射器の場合で、2箱はおよそ1000人分です。

 来週は一宮市、豊田市、西尾市、豊橋市などに供給されます。名古屋市は人口が多いため、この週にも届きます。

 再来週は、稲沢市、小牧市、東海市、半田市、名古屋市などに供給されます。26日の週は、全市町村に1箱ずつ届けられます。

 岐阜県は、今週は岐阜市に2箱です。来週は、高山市、大垣市、各務原市、土岐市、中津川市などに届きます。

 再来週は、飛騨市、下呂市、本巣市、山県市、瑞浪市、恵那市などに届きます。26日の週は、全市町村に1箱ずつの予定です。

 三重県では、今週は津市と四日市市にそれぞれ1箱ずつ。来週は、桑名市、鈴鹿市、名張市、松阪市、熊野市などに届きます。

 再来週は、いなべ市、菰野町、鳥羽市、尾鷲市などに届きます。26日の週は全ての市町に1箱ずつ届けられる予定です。

 今週届くワクチンは、名古屋市は「中区在住の80歳以上」に、岐阜市、津市、四日市市は施設の入居者らを対象として、来週から接種が始まります。

 この4市に取材したところ、5日午前の時点では、今週のいつ届くのか具体的な日付はまだ連絡が来ていないということでした。

 また、国は5月9日までにおよそ4000箱390万人分を供給する予定ですが、まだ配分は決まっていません。

 名古屋市以外の市町村では、4月に供給されるのは多くて2箱、およそ1000人分のため、接種が本格化するのは5月以降になり、ほとんどの自治体が「具体的な接種のスケジュールはまだ決められない」としています。