東海地方でも各地で高齢者への新型コロナのワクチン接種が始まり出しています。一般の高齢者、つまり施設の入居者などではない高齢者への接種はいつスタートするのか、愛知県の開始日をまとめました。

 名古屋市では4月14日から「中区在住の80歳以上」に限定してはいますが、一般の高齢者への接種が始まっています。このように年齢や地域のほか要介護認定を受けている方など、一般の高齢者の中でも優先順位を設けている自治体もあります。

 東海市やあま市のように、65歳以上の高齢者は一斉に始めるという自治体もあります。

 4月26日に始まるのは、半田市、東海市、大府市です。江南市が28日、瀬戸市が29日などとなっています。

 5月に入り、ゴールデンウィーク明けとなる6日には、長久手市や尾張旭市、日進市など、7つの市町村が開始を予定しています。

 10日の週は、西尾市などは10日から、豊明市は12日、一宮市や犬山市などは15日開始の予定です。刈谷市や知立市、豊橋市などは24日に開始します。

 そのほか、安城市は5月中旬、岡崎市は5月末と、まだ日付まで固まっていない自治体もありますが、愛知県は全ての市町村が5月中の開始を予定しています。

 ワクチンは5月10日の週以降に国からまとまった量が届く予定となっていて、5月中下旬ごろから本格化する見通しです。