名古屋市博物館に『ゲームセンター』が登場し、親子で懐かしのゲームを楽しむことができます。

 6月1日から始まった「ゲーセンミュージアム」。ゲームセンターで人気を博したゲーム機が、登場した年代ごとにおよそ70台展示されています。

 例えば、ビデオゲームが登場する以前の1960年代にはボウリング場などにも置かれていた、「ピンボール」。

 1970年代から1980年代にかけて流行した「ゲーム喫茶」を再現したコーナーでは、1978年に登場し「インベーダーゲーム」の呼び名で社会現象を起こした「スペースインベーダー」。

 その2年後には、敵から逃げながらドットを食べる「パックマン」が登場。

 今でもよく見かける「ワニワニパニック」は、1989年に登場しました。

 2005年に登場した「太鼓の達人」もあります。

 入場料を払えばゲームは全てプレイ可能で、まさに体感しながらゲームの変遷とその進化を知ることができます。

50代の父親:
「(ゲームセンターは)久しぶりです。楽しいです」

小1の娘:
「ワニワニパニックとか、太鼓をたたいたり、バイクやったりした」

40代の父親:
「いくつになっても面白いと感じるのは一緒なんだなと思って。僕が面白いと感じていたものを、(娘も)同じようにやっていたので、見ていて微笑ましいというか楽しかったです」

小5の娘:
「ワニワニパニックが面白かったです。昔のゲームを楽しめて、すごくよかったです」

40代の母親:
「今って個人で、家でゲームをするという感じが多いので、家族みんなでゲームでワイワイ遊べるって楽しいなと思います」

 来場者は若者から年長者まで幅広く、家族連れも多く見られます。

名古屋市博物館の担当者:
「様々な世代の人たちが楽しんできたゲームセンターを再現することで、その思い出を体験してもらったり、自分が体験していないゲームセンターを体験する、新しい発見の場として展示ができたらと思いました。予想を遥かに超える人にお越しいただいていますので、大変うれしく思います」

「ゲーセンミュージアム」は8月29日まで開かれていて、混雑を避けるためゲームで遊べる時間は1日3回、2時間半ごとに振り分けられています。