愛知県北名古屋市に、シンプルな中華そばが人気のラーメン店があります。この店の期間限定の新メニューは、最近ミライ食として注目されている「コオロギ麺」を使ったラーメンです。

■深みがありながらもあっさりとしたスープ…飛騨高山たまりしょうゆラーメン

 愛知県北名古屋市、名鉄犬山線の西春駅近くにある、中華そばの「大橋家巨泉」。店名は、店主の大橋栄二さん(55)のあだなにちなんで名付けられました。

 この道ひと筋の大橋さんが作る「中華そば(竹)飛騨高山たまりしょうゆ」(850円)。細麺のちぢれ麺が、ムロアジや煮干し、コンブなど魚介類の和風だしと、鶏ガラにトンコツ、野菜から取った中華だしを合わせたダブルスープによく絡みます。

 飛騨高山の「たまり」を使ったしょうゆ味は、深みがありながらもあっさり。トロトロの大きなチャーシューがのった贅沢な逸品です。

■漂う香ばしいエビやカニの風味…コオロギ麺で作る冷たい中華そば

 この店の期間限定の新メニューが、「中華そば 冷やし飛騨高山りんどう(コオロギ麺)」(1000円)。コオロギの粉末を練りこんだ「コオロギ麺」を使っています。

名古屋の製麺会社が生み出したこの麺は、今注目の栄養豊富なスーパーフードです。

 モチモチした麺からは、香ばしいエビやカニの風味が。シンプルな中華スープとの相性は抜群です。コオロギ麺を使った冷やしラーメンは、6/20までの限定販売です。

 街の中華そばの名店には、たんぱく質が豊富で美味しい、”地球を救うミライ食”がありました。