名古屋市千種区に、2020年12月にオープンした和モダンなカフェがあります。店内に備えられた本格的な茶室でいただく抹茶とチョコレートが人気のお店です。

■「茶道」にもっと気軽に触れてほしい…店内には店主こだわりの本格的な茶室

 千種区・覚王山の住宅街の中にオープンした和モダンな外観がオシャレな「ショコラ覚王山 花壇&抹茶カフェ」。

 ショーケースにはテイクアウト用のチョコがずらり。フランボワーズやキャラメルなどを使った色鮮やかなショコラや、濃厚なカカオの風味が口の中でほどける甘さ控えめなブラウニーなどを販売しています。

 この店の一番の特徴は、茶室でいただく抹茶とチョコレート。

 日本古来のものでありながら、格式が高いイメージがある「茶道」ですが、その文化にもっと気軽に触れて欲しいと京都の茶道家監修のもと、本格的な茶室を作りました。

 さらに、奥には開放感抜群のテラス席もあります。

■茶室でゆっくり抹茶と共に…京都で修行した店主が生み出すこだわりのテリーヌ

 お店自慢のメニューは、西尾産の抹茶に手作りのわらび餅を添え、季節のフルーツやテリーヌと味わう「テリーヌセット」(1650円)。テリーヌは、京都のパティシエの元で修行した店主のこだわりの逸品です。

 流通量が少ないため、かなり希少とされているペルー産のカカオを使用。これを使うことで、適度に酸味の効いたフレッシュな香りのチョコになると言います。そして上に乗っているのは、いちじくのコンポート。その甘酸っぱさと種の食感が、テリーヌの中に溶け込んでいきます。

 テリーヌと一緒にいただく抹茶は、注文が入ってから一杯ずつたてています。口の中にいっぱいに抹茶の香りが広がります。

 茶室で抹茶とチョコレートをゆっくりいただく。贅沢な時間です。

 名古屋市千種区の「ショコラ覚王山 花壇&抹茶カフェ」は、地下鉄東山線「覚王山」駅から歩いて5分です。