織田信長の居城だった「清須城」がある愛知県清須市に、創業200年の老舗日本料理店があります。自慢のメニューは、早食いの信長が好んだ湯漬けにちなんで作った「天ぷら茶漬け」です。

 清須市を縦断する旧街道・美濃路にある日本料理の店「八百㐂(やおき)」。江戸末期の創業で200年の歴史を誇ります。

 老舗店のイチオシが、かき揚げ丼にだし茶を添えた「信長かき揚げ天茶」(1100円)です。最初はかき揚げ丼として、その後はだし茶をかけていただきます。地元の人からも観光客からも、よく注文が入る人気メニューです。

 さっぱりと食べられるよう、米油で揚げたエビたっぷりのサクサクのかき揚げに、最後はだし茶をかけていただきます。あっさりとしたダシにかき揚げの旨味が溶け出し、絶妙のバランスです。

 名前の由来は、「信長が早食いで、ご飯にお湯をかけた『湯漬け』が好きだった」ということにちなんで「信長かき揚げ天茶」と名付けられました。

 信長ゆかりの町ならではのメニューです。

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