平成の怪物がマウンドから降りることになりました。日米のプロ野球界で活躍した松坂大輔投手が引退へ。最後の登板はナゴヤでした。

 平成の怪物・松坂大輔。松坂投手がドラゴンズに電撃入団したのはプロ20年目、37歳の時。

松坂投手:
「きょう晴れて中日ドラゴンズの一員になりました」

 スター選手の入団に、キャンプは松坂フィーバーに。

 ドラゴンズ1年目のシーズンは、4月に移籍後初勝利。実に12年ぶりの日本球界での勝利。

 この年6勝をあげカムバック賞を受賞。「怪物復活」を印象付けました。

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 更なる活躍が期待されたドラゴンズ2年目。

松坂投手:
「1年通して投げられさえすれば、僕はそれなりの成績がついてくると思っているので。昨年以上にチームに貢献できるように頑張ります」

 背番号も代名詞の18番に変更し、完全復活へ歩みを始めた矢先、キャンプでファンと接触し右肩を負傷。戦線離脱を余儀なくされました。

松坂投手:
「気持ちがまだあるなら、そこがある限りは続けていきたいと思っていますね」


 それから5か月…不屈の精神で一軍復帰を果たしますが、復帰後2戦目は1アウトしか取れず8失点。これがドラゴンズ最後の一軍マウンドとなりました。

 退団の際に語ったのは…。

松坂投手:
「またグラウンドで会えるように、頑張っていきたいと思います」

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