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制作発表リポート!
制作発表でアキラ100%の出演サプライズ発表!
戸田は「菜穂200%!?」
船越は「面白さ1000%!」
6月3日からスタートする東海テレビ・フジテレビ系全国ネット土ドラ『テイオーの長い休日』の制作発表が、5月29日午後、都内で行われた。主演の仕事がなくなった“2 時間ドラマの帝王”を演じる船越英一郎は「ためらいしか、なかったです!」とコメント、会場を沸かせた。
船越、戸田 アキラ100%がなぜ?
このドラマは、仕事がなくなった“2時間ドラマの帝王”が、ある事情で業界を追われた“元敏腕マネージャー”と共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディ。
制作発表には、主演の船越英一郎と“元敏腕マネージャー”を演じる戸田菜穂が登壇した。また司会はアキラ100%こと大橋彰が担当。「実は、私もこのドラマに出演していまして、戸田さん演じる吉田ゆかりの夫・吉田康介役をさせていただいています!」と報告。制作発表をもって、アキラ100%の出演情報が明らかになった。
「このドラマ企画にはためらいしかなかった」と船越
「2サスの帝王」という役どころで、まさに船越英一郎そのものをモチーフとして企画された今回のドラマ。
この点について、アキラ100%が、船越に「この役どころには、ためらいはなかったんですか?」と問いかけると、船越は「ためらいしか、なかったです!」と即答。
ただ、その後にはこのようなコメントが続いた。「セルフパロディーをさせていただけるのは役者として、これ以上うれしいことはありません。が、さすがにコレは、かなりの“大冒険”な内容。制作陣のみなさんから私へのラブレターだと思いました。その想いに応えないわけにはいかない。だから今回は、私はこの大冒険、あるいは大航海に乗り出した次第です。荒い海をまさに船で超えていく気持ちの船越です!」というコメントで笑いをとることも忘れなかった。さすがだ。
戸田「普段の自分より 200%明るいキャラ」
一方の戸田は久しぶりのコメディ出演ということもあり、「普段の自分より200%くらい明るく演じている」とコメント。その言葉にすかさずアキラ100%は「じゃあ、菜穂200%ですね」と芸名に引っ掛けた切り返しをし、会場の笑いを誘った。
「戸田さんからみた熱護はどうでしたか」との問いかけに、まず戸田が応えたのは「船越さんの、建築家のように緻密に計算された演技が圧巻でしたね」というコメントだった。役の中の熱護は、まさに船越そのものだった、とのこと。リアル2サスの帝王は、まさに健在だったということになる。また、撮影現場の雰囲気についても、「船越さんが子役たちにもすごくよく話しかけてくれて、いつも現場に笑いがあふれていました」と証言。それを受けて、船越がすかさず「な!俺と熱護は、違うだろ?」と、自身の“人柄の良さ”(=性格が悪い熱護との大きな違い)をアピールしたのも印象的だった。
「熱護大五郎」出演作ポスターズラリ!ドラマでも登場!?
会場には、ドラマで熱護大五郎が出演した架空の作品のポスターが展示された。「火災調査官・遠藤萌」「闇の外科医・ジャック小笠原」「魂の裁判官シリーズ大岡裁」などは船越が実際に過去に出演したドラマのオマージュだという。(「火災調査官・紅蓮次郎」「外科医・鳩村周五郎」「家裁の人」)ドラマ中には他にも2サスのキャラクターが登場するということで、そちらはオンエアで確認してもらいたい。そんな船越にアキラ100%は「面白さは何%でしょう?」と質問。船越は一瞬考えたもののすぐに「1000%!」と答えつつ、「自分に寄せすぎじゃない!?」と突っ込むことも忘れなかった。
さながら“船越アベンジャーズ” 笑顔のフォトセッション!
また記者からの質疑応答では、ユニークな質問も!「2時間ドラマそのものをやってみたいとは思いませんでしたか」という問いには、船越「それは『常に』やりたいと思っています!」と回答。また「戸田さんがマネージャーだったらどうしますか」という質問には、「戸田さんだったら、私はすべてのことに YES!と答えますよ(笑)」と即答、会場は笑いに包まれた。
またフォトセッションでは、熱護大五郎の等身大パネルをバックに撮影、さながら“船越アベンジャーズ”に。そして船越と戸田の挨拶で制作発表はしめくくられた。
戸田「コメディですが、変わらないことの大切さや、自分を肯定していいんだよというメッセージがたくさん含まれていて、もし悩んで立ち止まっている人がいても、一歩を踏み出せるような良いセリフもいっぱいあります。土曜の夜、見て頂いて『このドラマを見たら元気が出る』というような存在として、皆さんに寄り添えたらいいなと思っています」
船越「笑って、泣けて、最後に温かい気持ちになれるようなドラマです。出演者も小学生、中学生から 60代、70代の人間まで幅広い世代に渡って、それぞれの生き方を感じさせてくれる役をやっています。視聴者の皆さんが必ず『これは自分のことだ』と感情移入できる出来上がりになっているはずですので、ぜひともご覧になって、日曜の朝か月曜日に、その感想をみんなで言い合えるような“コミュニケーションツール”としていただけたらと思います!」
文字通り、温かい空気に包まれた制作発表だったと言える。6月3日の第1話放送が楽しみだ。
