テイオーの長い休日

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テイオーの長い休日

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戸田菜穂インタビュー

父親役は未経験!?船越演じるツンデレ2サスの帝王大ピンチ!
戸田菜穂「“家族の大切さ”をグッと感じるヒューマンな回」

大御所俳優なのに、仕事がない。周囲の人間を思いやる気持ちがすごいのに、それを素直に出せない。そんなツンデレ “元2サスの帝王・熱護大五郎”を、リアル2サスの帝王・船越英一郎が演じている土ドラ『テイオーの長い休日』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。テレビ業界に渦巻くリアルな話をベースに、周囲の人間の心を救うヒューマンコメディだが、そのセリフは業界以外の多くの人にも刺さっているようで、「なんか心に響くドラマだ」「時折、セリフが響きすぎてツラい」「信念を貫くブレなさと有言実行がカッコ良すぎる」と話題に。さらに、配信で一夜明けて見た視聴者からは「日曜朝の号泣が恒例になりそう」とのコメントもあり、素直に泣けるデトックスドラマとしても注目され始めている。

そんな熱護大五郎に明日放送の第4話では最大のピンチが訪れる。向き合うのは「家族」。それもバディを組む敏腕マネージャー・吉田ゆかり(戸田菜穂)の家族をめぐる問題だ。アキラ100%こと大橋彰が演じる、ゆかりの夫・康介。交通事故で亡くなっていて、その康介に対するゆかりや3人の子供たちの思いに、熱護がシロクロをつけていく話だという。しかし・・・熱護は「夫」役も「父親」役も演じたことがなく、どう接していいか分からない!未知の領域に、どんな展開が待ち受けているのか…!?
熱護に振り回されつつ、誰よりも熱護を理解し始めているマネージャー・吉田ゆかりを、まさに体当たりで演じている戸田菜穂に、4話の撮影の様子や、“家族”への思いについて聞いてみた。

吉田ゆかり(よしだゆかり/45)役
戸田菜穂インタビュー

「“家族の大切さ”をぐっと感じるヒューマンな回になりました」

「ゆかりの子供たちは、ちょうど思春期の、気持ちが揺れ動く年齢なんですね。いちばん小さな次男の理輝(平野絢規)はまだ小学二年生なんですが、長女の陽向(宮下結衣)は中学二年、そして、今回物語の中心となる長男の悟(石原颯也)は中学一年、という設定です。

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その年頃になると、どちらのご家庭でもそうだと思うのですが、子供が自分のはっきりした考えを持ち始めて、親と距離を取り始めるということが起きますよね。同じ家に住んでいて、いつも一緒に暮らしているんだけど、胸の内まではわかっていない、という母としての悩み。
子供が何を考えているのかわからない。悩みも打ち明けてくれない。
なにか抱えている、ということしかわからない…。
そうした状況が、4話で浮き彫りにされて、さらにそれが“事件”にもつながっていく、という内容です。」

『テイオーの長い休日』は、熱護大五郎が毎回、事件の謎解きをしていくサスペンス要素が目玉だが、今回は、そこにホームドラマの要素が加わってくる、と…?
「はい。でも、ちゃんと“謎解き”もあるんです、そこはしっかり手堅く練りこまれているのが、この脚本の素晴らしいところだと思います。」

子役たちの「感極まるシーン」での苦心

4話の最後での、“感動のシーン”の撮影がかなり重要だったとか…。
「詳しくは放送でご覧いただきたいのですが、4話の最後で、みんなでメンチカツを食べるシーンがあるのですが、ゆかりたちの家族の未来が示されるような、とても意味のあるシーンになっています。
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はじめは普通の夕食だったのが、途中から、そこに居る誰もがぐっときてしまうような流れになっていまして。
3人の子供たちも当然、台本を読み込んでいて“ここは途中から気持ちが大きく揺れていく場面だ”とわかって臨んでいるわけですが、みんな、撮る前からその感情が来ちゃっていたんです(笑)。だから、私も、「それは、ちょっと展開を予感させ過ぎるから、最初はもっと明るくやろうね!」と声をかけて、撮影に臨んでいました。
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そのシーンは、監督もほんとうに丁寧に撮影してくれました。
最初はただの食事なのが、熱護の話を受けて、みんなが目に涙を浮かべ始める。そのみんなの顔の表情を、ひとりずつ、しっかり、しっかり、大写しにして撮ってくれていました。
子供たちもそのシーンの大切さは、よくわかっていたようで、撮影日は、朝から控室でもとても集中していました。
そういうモードに入っているときは、私も、もう、邪魔しないように、触らないようにして…。 がんばってね、と小さく応援する感じで。そういうのを見ていて、自分が17歳でデビューした頃…初々しかった頃の自分を思い出してしまいました(笑)。

内容に関して少し触れてしまいましたが、4話最後のそのシーン…、“家族の大切さ”をかみしめるような、そのシーンの深さは、視聴者のみなさまにもきっと感じとっていただけると思います。」

自分の実際の家族のことも、つい思ってしまって…

「私の子どもは、まだ思春期に至らない年齢ですが、劇中の悟くんも “いつのまにか中学生になっている” という状況なわけですからね。
水泳教室に通っているのですが、そのプールの帰り、私がお迎えに行ったときに二人で話をしたりしていまして。そのときにポツポツと自分の話をしてくれたりするので、そういう時間は大事だと思っています。小学生くらいだとためらいもなく、なんでも話をしてくれますが、そのうち、悟のように中学生くらいになると、胸のうちを明かしてくれない時期がやって来るんだろうなぁ…、などと思いながら、『家族の中に流れる時間』というものに思いを馳せたりしました。」
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早いご家庭だと、お子さんが小学生のうちでも、そういう時期が来たりもすることが…。
「はい。そういうことを考えると、まだそういう時期でなくて、 “ママ~~” と寄って来てくれる今の時期を楽しまなきゃ、という感じですね!まさに、今、このときを!って感じ。子供は、あっという間に大きくなっちゃいますからね。」
今回、“思い出のメンチカツ”が重要なキーアイテムになるが、戸田さん自身の思い出の味は?
「広島出身なんですけど、父が日曜日のたびに「お好み焼き」を作ってくれてたんです。普段はそんなに料理しない人なんですけど、お好み焼きとか、すき焼きの時だけ、「わしがやる~!」といった感じで(笑)。それが、一家だんらんのいい思い出ですね。」
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演じていて、感動的な回になった!と感じています 

「一言で言えば、家族の中で、一回問題が起きて、それを乗り越えて、さらに強い『絆』で結ばれる…吉田家の全員が、みんなして “もう一度頑張るぞ!” と結束を固める、というお話です。
熱護さんとの絆も深まっていくんですね。熱護さんとは、なにか問題が起きるたびに…そして、熱護さんがそれを解決してくれるたびに、絆が強くなっているという感じです。
それを、“悟が主役となって” 物語が進んでいく、という回でもある点が、けっこうポイントですね。
普段は無口でも、少年はいろいろなことを心の中で考えているんだ、ということが映し出されている。そこがぐっとくる、感動的な展開だと思います。家族の“思い”や“絆”を確かめるような回です。どうぞお楽しみに!!」
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テレビ局が2時間ドラマを作らなくなり、仕事がなくなった元2サスの帝王・熱護大五郎。
かなり偏屈なその男、再びスターに返り咲けるのか!?
元2サスの帝王は、長い休日の真っただ中…

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