三重県では15日、新たに4人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また13日から14日にかけて3人が亡くなりました。1日に確認された新規感染者が5人を下回るのは2月8日以来1週間ぶりです。

 感染がわかったのは、四日市市や志摩市などに住む40代から80代の男女4人です。

 このうち、志摩市の80代男性は8日から咳や倦怠感などの症状が続いたため、その後PCR検査を受けたところ、感染がわかりました。男性はクラスターになっている志摩市のカラオケ喫茶の利用客だということです。このクラスターは14人になりました。

 また県立志摩病院に入院していた60代女性は、一度検査で陰性が確認されていましたが、症状が出たため再検査をして陽性とわかりました。病院内で新たな感染者が出たことを受け、志摩病院は新規の入院患者の受け入れ停止を28日まで延長しています。

 また13日から14日にかけ、入院していた60代から80代の男女3人が亡くなり、県内の死者は46人になりました。

 三重県の15日時点の病床使用率は34.6%で、感染者数は2380人になりました。