サザエさん　傑作選

＜見出し＞
＜傘とやさしさ＞＜食いしん坊の家系＞＜うそ泣きの天才＞

＜番組内容＞
　＜傘とやさしさ＞
　梅雨の季節。登校前サザエに言われ、しぶしぶ傘を持っていくカツオ。しかし下校時、雨はサザエの予想通り降ってくる。下駄箱でカツオがふと横を見ると、傘を忘れて途方に暮れているカオリがいる。これはラッキーとばかりに「よければボクと一緒に…」と言いかけると、２人の間に花子が「私の傘貸してあげるわ」と割って入ってくる。

　＜食いしん坊の家系＞
　夜、波平とマスオの土産目当てで、寝ないようにと頑張るカツオとワカメ。しかしワカメは寝てしまい、カツオは茶の間に起きてくる。そこではサザエがテレビを観ていたが、画面にラーメンが映ると食欲を刺激される。結局、２人でインスタントラーメンを作って食べだす。一方波平たちは、寿司屋で土産の寿司折を作ってもらっていた。

　＜うそ泣きの天才＞
　タラオが泣きながら帰宅するが、サザエもフネもいないと知ると、ピタッと泣き止む。カツオは「うそ泣き」とからかう。しかしサザエとフネに「幼少時のカツオのうそ泣きは商店街で有名だった」といわれてしまう。店の前で引っ繰り返って大泣きしていたのだ。実は最近、イクラがカツオのように激しく泣いて、タイコを困らせているという。