地域に愛される和菓子、村手雄一さん

名古屋市守山区にある和菓子店「まるゆ」

西区で伊勢湾台風の前年、昭和33年に開業し

この地に店を移して40年になります。

店主の村手雄一さんは、円頓寺の「一二三(ひふみ)」という

和菓子店で5年修業、以来菓子作り一筋です。

 

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「当時食べ物商売をすれば、食いっぱぐれがなっかったから・・・」と

笑いますが、パートやアルバイトを雇ってスーパーに卸した時期や、

平成7~8年の頃にはお店に客が押し寄せ、

外まで行列ができた事もあったそうです。

 

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桃・端午の節句、お彼岸・盆・正月、注文は間断無く、以前は年中無休でした。

今でこそ週2日休みですが「働き詰めに働いた・・・」と振り返る、

奥様の澄子さんと2人で店を切り盛りしています。

 

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仕込みは早い時が午前3時から・・・、店が終わるのは午後6時。

常時10種類以上の色とりどりの和菓子が、ショーケースを彩ります。

 

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私のおすすめは、どら焼きの中に大きな栗がごろんと入った銘菓「栗どら」

生地を焼いたり、餡を作ったりととても手間のかかるお菓子ですが、

私の他にもファンが多く一日100個・・・多い日は200個のオーダーがあるそうです。

お二人の人柄に惹かれて、地元の皆さんにこよなく愛されているお店です。

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