手造りソーセージの先駆者、高井健三さん

今でこそ各地に、手造りハム・ソーセージの工房がありますが、

名古屋市西区上名古屋の"ダ井ヤ精肉店"は、

その草分けです。

店主の高井健三さんは、今から20年ほど前の平成6年、

趣味で燻製に挑戦したのをきっかけに、

40代でハム・ソーセージの自家製造を始めました。

 

PICT0631.JPG

 

ソーセージは特に作るのが難しく、肉と肉がうまくくっつかない

「分離現象」がしばしばおきて、その理由も良く判らないまま

成功と失敗の繰り返し・・・

上手に出来た時は、近所の食べてもらいたいと配ったりもしましたが、

その後販売の為の資格をとって、店頭に自家製ソーセージが

並ぶようになりました。

 

PICT0627.JPG

 

多い時には10種類にもなった、自家製ソーセージ。

中でもコラーゲンたっぷり、その名も「美肌ソーセージ」は、

テレビや雑誌で評判になり、製造が追いつかない時もありました。

 

PICT0644.JPG

 

沢山の注文に応じるため、平成12年には店内奥の工房に、

それまでの約3倍、一度に約400本のソーセージが製造できる、

大きな機械を導入しました。

 

PICT0635.JPG5

 

5年ほど前からその技は、息子の一光(いっこう)さんに引き継がれ、

今はアドバイザー的役割の健三さんですが、

今も週2回ほどの割合で続く、ソーセージ作りを支えています。

 

PICT0641.JPG

 

それにとどまらず、高井さんの「選肉!眼」は、店内のあちこちに光ります。

 

PICT0647.JPG

 

これはフランス産の"馬刺し"!

イタリア、カナダと世界の3大産地から、美味しいものを取り寄せ

ファンの期待に応えています。

これまた、絶品!!