知っていると役立つ、雨の表現

週末には東海地方にも台風が接近しました。

土日など人員手薄な時に限って、台風の影響等があるのが常。

気象予報士の菊池真以ちゃんも、休日出勤での対応です。

  

2011052912050000.jpg 

予報だけでなく、伝え手としても優秀な菊池予報士。

気象に関する言葉の使い方を教えてくれるなど、頼れる存在です。

 

ちなみに台風のニュースでよく耳にする表現では...

・「やや強い雨」   1時間に10ミリ以上、20ミリ未満

・「強い雨」      1時間に20ミリ以上、30ミリ未満

・「激しい雨」     1時間に30ミリ以上 50ミリ未満

・「非常に激しい雨」 1時間に50ミリ以上80ミリ未満

・「猛烈な雨」     1時間に80ミリ以上

こうした定義があるのをご存知ですか?

詳しくは、気象庁のホームページに掲載されています。

 

なお、

「やや強い雨」では、ザーザーという雨音で話し声が聞き取りにくくなり、

「強い雨」とは、土砂降りの雨で傘をさしていても濡れてしまうほど。

「激しい雨」とは、バケツをひっくり返したような雨で土砂崩れが起こりやすく、

「非常に激しい雨」では、屋内で眠っている人も雨音で目が覚め、

「猛烈な雨」では、息苦しくなるような圧迫感を感じるとされています。

 

普段何気なく耳にする、気象用語の数々。

正確な意味を知っていると、天気予報がより役に立つと思います。

 

みんなのニュースONE

<   2011年6月   >
sun mon tue wed thu fri sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930