7月1日からスーパーやコンビニなど様々なところでプラスティック製レジ袋の有料化が始まります。エコバッグの利用者も増えるとみられますが「東急ハンズ」と「ロフト」でイマドキのエコバッグを聞きました。

■忘れたり探したりの不安を解消 “フック”や“カラナビ”付きのエコバッグ

 栄の「ロフト名古屋」は、先週まで特設会場を設けるなどして、オリジナルのものをはじめ300種類ほどを販売します。

ロフト名古屋の担当者:
「おかげさまで売上も2.5倍くらいになって、支持をいただいています。コンパクトにたたむことができて、軽量サイズで持ち歩ける商品が増えています」

ロフト名古屋の売れ筋はコンビニなどでちょっと買い物をする時に丁度いいコンパクトサイズの「コンビニバッグ」です。

三つ折りにして巻けば、こうしてベルトで留めてコンパクトに。フック付きなのでバッグに引っ掛けておくことができます。

また、「鍵より小さくなるコンビニバッグ」は、その名の通り折りたたんで丸めて付属の袋にいれると、鍵と同じくらいのサイズになります。

しかもカラビナもついていて、鍵に付けておいたりすれば、忘れることもありません。

いざという時に忘れたり、かばんの奥の方にあって探すのにイライラするようなことはなくなりそうです。

■“オシャレアイテム”が早変わりするエコバッグも

 忘れる心配や探す手間がなくなるエコバッグは、東急ハンズにもありました。

 名駅の「東急ハンズ名古屋店」は、6階のキッチン用品コーナーにおよそ500種類を揃えています。

東急ハンズ名古屋店の担当者:
「7月1日のレジ袋有料化に向けて、どんどん売上があがっております。日々、新商品が出ておりますので、目新しい商品が増えていっております」


それが一見、スカーフのように見える「フェリシモスカーフエコバッグ」です。タテ・ヨコ37センチと それなりの大きさですが、巻いてカバンの取っ手に付けておけば忘れることはありません。

東急ハンズ名古屋店の担当者:
「スカーフのように見えますが、広げるとエコバッグとして利用ができる商品です。バンドが付いておりますので、このように留めていただくことでバッグに付けられるようになっています」

■買い物で気になるポイントを解消してくれる2つのバッグ

 そして、形に特長があるバッグが、ロフトでもハンズでもよく売れていると言います。
お弁当を入れるのに丁度いい形のバッグです。

一般的なものだとお弁当を入れると持ち運ぶ間に傾いてしまいますが、底が広い分、安定します。底だけでなく口も広いので、他のものを入れるのに便利です。

 東急ハンズがオススメするバッグはコ・コロの「トゥーティーバッグ」。

底の部分についているファスナーを開くとバッグが伸びて大容量に。

さらにカートも付いていました。

■一番人気はロングセラー商品「シュパット」

 最後に東急ハンズ、ロフト共に一番の売れ筋が丸い形のエコバッグ。その両端を引っ張るだけで、シュパッと帯状になり、くるくるっと巻いてコンパクトに。名前もそのまま「シュパット」です。

東急ハンズ名古屋店の担当者:
「発売から5年ほど経っているんですけれども、ずっと売れているロングセラーの商品となっています」

ロフト名古屋の担当者:
「今までになかった商品で、本当にエコバッグの概念を覆すぐらいの商品になっております」


あっと言う間にかさばらない大きさにできるのが人気の理由で、見た目もおしゃれ。5年前の発売以来、およそ330万個が売れています。

 2年前から保冷機能が付いたものも出て、さらに使い勝手がよくなりました。

エコバッグについてロフトでは、「最近は、種類も多種多様になっているので生活スタイルに合わせて、お好みのエコバッグを選んでいただけたらと思う」と話しています。