バーベキューに親子カフェなど、名古屋と四日市の緑地に新スポットが誕生しました。

 名古屋市守山区の小幡緑地に20日にオープンした、新スポット「オバッタベッタ」。

「食べた」「寝そべった」「しゃべった」をコンセプトにした造語がネーミングの由来で、バーベキュー施設やレストランができました。

 バーベキュー場は北欧の暖炉メーカーが設計したコンロがあり、地元でとれた野菜や肉などが味わえます。

 中でも注目は、開店前から行列ができていたレストラン「マメボシ」。

 地元産の野菜や厳選された肉を使った多国籍料理がビュッフェ形式で味わえ、一流ホテルで勤めたシェフがオープンキッチンで調理します。

女性客:
「お野菜いっぱいで、若いママとか若い女性にも人気になるんじゃないかというメニューがたくさんあって、おいしくて止まらないです」


 また、入店時には検温やアルコール消毒を行うほか、ビュッフェはビニール手袋をつけるように呼び掛けられ、感染対策にも配慮しています。

 さらに、6月中旬には、名古屋市内では初となる、宿泊ができるキャンプ場がオープンへ。

 木でできたキャビンが15棟、持ち込み式のテントサイトが10カ所できる予定です。キャビンに入ってみると…。

(リポート)
「中は屋根裏部屋のような造りになっています。床は、結構ふかふかしていて寝心地は良さそうです」

 秘密基地をイメージしたキャビンには天窓があり、森や空をゆっくり眺めることができます。

地元の男性:
「守山にこれだけ大きな緑地公園があって、かなり広いですし。本当にいい公園があって、地元としてはすごくうれしいです」

 今回のリニューアルは民間の力を使う「パークPFI方式」で進められ、収益は緑地の整備費などに充てられます。

 同じPFI方式で、三重県四日市市にも新スポットが誕生。

 4月20日にオープンした「中央緑地ここよか」。

 緑地の一角にスターバックス、ワインボトルを使ったシャンデリアがオシャレな東海地方初出店のイタリアンのお店など、飲食店3店が出店しています。

 コロナの感染予防も兼ねた風通しのよいテラス席も。

 中でも注目が親子カフェです。

 有料で1歳から2歳までの子どもを預けることができる一時預かりサービスを提供。保育士の資格を持つスタッフが常駐し、子育て中の母親が公園でランニングする間も利用できます。

家族連れ:
「子供のお世話ができる施設がそろっていたりとか、こういうお店だとありがたいです」


 中央緑地は、今年秋の「三重とこわか国体」の会場にもなるということです。