PEOPLE 社員紹介

スポーツ局スポーツ部

小川 由唯花

2016年入社

入社後2年間は事業部に配属、4年目にスポーツ部へ。
中日ドラゴンズ応援番組「ドラHOT+」ディレクターとして企画VTRを制作。野球中継やゴルフ中継「東海クラシック」、「愛知駅伝」、「名古屋ウイメンズマラソン」などではFD業務やテレシネ業務を担当。東京五輪はふるさとアスリートとしてソフトボールの後藤希友選手、スケートボードの岡本碧優選手を取材しました。

スポーツ部の仕事とは

大きく分けて「①取材した内容を編集し、放送する」仕事と「②生中継」の2つです。
①ではドラゴンズの取材をメインでやりつつ、その他、東海地方のアスリートの取材にも行きます。ドラゴンズの取材では、バンテリンドームやナゴヤ球場はもちろん、(コロナ禍でなければ)ビジター遠征、沖縄キャンプや選手の自主トレにも行きます。取材した内容はフジテレビの全国ネット「ニュースα」や「S-PARK」で放送したり、毎週の「ドラHOT+」や夕方の「ニュースOne」でも放送します。
②では、野球のシーズン中は野球中継でFD業務(アナウンサーの横で指示を出すフロアディレクター)を担当することが多いです。その他、全社的にも大きなゴルフ中継「東海クラシック」では、中継に向けての取材や、細かなAD業務を行い、中継当日は中継映像にテロップを表示するテレシネ業務を担当します。今年の「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」では、事前取材で東京五輪銀メダリストの稲見萌寧選手に自らインタビューする機会があり、緊張しました…。

もともとスポーツが大好き!中日ドラゴンズが大好き!な私にとって、異動した当初は全てが衝撃でした。仕事としてスポーツを見られること、現場に行けることに感動した気持ちは今でも忘れないようにしています。
また、ふるさとアスリートとして取材していたソフトボールの後藤希友選手が、東京五輪で大活躍し金メダルを獲った瞬間は忘れられません。中継を見ながら、後藤選手の登板時には一緒にドキドキ。事前に取材したときに試行錯誤しながら練習していた「チェンジアップ」でいくつも三振を奪っていたのを見て、1人で勝手に興奮していました。
また、名古屋に凱旋後には「ニュースOne」にも出演していただきました。後藤選手に直接「おめでとうございます」と伝えられたことは、私の一生の思い出です!

取材する前の準備が何よりも大切だと感じています。初めての取材の時はなおさら、選手自身よりも詳しくなる!ぐらいの意気込みで調べまくります。そうすることで会話も弾み、より親近感を持ってもらえる気がしています。

またスポーツ局に異動して3年目の今年から、中継でのPD業務(中継の指揮を執るチーフディレクターのような業務)を研修しています。11月にはPDデビューの予定も…。今から緊張が止まりません。

就活生のみなさんへ

テレビ局にむいているのはコミュニケーションを取ることが好きな人!選手との関係の構築はもちろんですが、一つの番組を放送する、また自分が担当する一つのVTRを放送できるのは、部署、そして会社を飛び越えた様々な方の協力があってこそ。特に、大きな中継を迎えるときは、ものすごい一体感です。そんな中で、たくさんの人との会話を楽しめる人は、この仕事も楽しめると思います。

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