町を台風が襲い、「かぼちゃハウス」から町に続く道の土砂が崩れてしまう。その影響で外出していた北山(渡辺いっけい)と加代(伊藤かずえ)が不在のまま、子供たちだけで一夜を過ごさなくてはいけなくなる。
蒼(須田アンナ)たちは一致団結するが、ルル(内田愛)が原因となるトラブルが次々と起こる。しかし当のルルは身に覚えのないことばかりだった。
蒼が町に伝わるある伝説を皆に伝えていると、そこにずぶ濡れになった大家、マツ子(柴田理恵)が現れて…。
台風が通過した数日後のこと。「かぼちゃハウス」の最年少、小学2年生の真之介(黒澤宏貴)の両親のことで児童相談所の職員が北山を訪ねて来る。真之介には父親の違う妹がいたが、北山はこの妹が大変な目に遭っていることを聞かされる。
そんな中、このところ病状が安定している浩樹(柾木玲弥)にさらなる朗報が届く。心臓移植の手術を受ければ、病気が治ることが分かったのだ。
しかしドナーが見つかり、浩樹が手術をするにしても、両親の許諾のサインが必要だった。北山は浩樹の実家を訪ねるものの、両親は浩樹を憎むような発言をし、息子の命に関わる問題だというのに他人事のような態度を見せる。北山はさらに帰り際、浩樹の母親からある物を渡され…。
日増しに蒼への想いを強くする浩樹だが、そのことに気づいた翔太(須賀健太)との関係が少しずつおかしくなる。